機能を学ぶ · COURSE
プロンプトキャッシュ実践でコスト 1/10 に
Anthropic API のキャッシュ機能を理解して、CLAUDE.md と Skill を効率化。
audience
中級者・コスト意識のある人
duration
45分
lessons
5 章
reviewed
2026.05
2 分でコース概要を見る
このコースで作るもの
- 01キャッシュ最適化済み CLAUDE.md
- 02Skill description 安定化チェックリスト
- 03キャッシュヒット率の計測スプレッドシート
達成目安
全 5 レッスンを読み、コース完了マークを付ける
未完了
クイズ 5 問に挑戦し、正答率 80% 以上
未挑戦
成果物 3 個を実際に手元に作る
自己チェック
コース構成
このコースで学ぶこと
- 01
なぜ同じことを送るのに毎回課金されるのか
Claude API は毎リクエストでシステムプロンプト・CLAUDE.md を再評価するため、同じ内容に何度も入力課金が走るのが基本料金体系。これがコストの主要因です。
1 セッション中に同じ CLAUDE.md(仮に 2000 トークン)が毎ターン送られていると、10 ターンで 20,000 トークン分の入力課金が発生します。
Anthropic のプロンプトキャッシュ機能を使うと、デフォルト 5 分の TTL の間は同じプレフィックスを再評価せず、cache read は base 入力料金の 1/10 で済みます。Claude Code は自動でキャッシュを使うので、利用者が意識すべきは『キャッシュヒット率を上げる書き方』。
- 標準: base 入力料金(例: Sonnet 4.5 = $3/M)
- Cache write(5 分 TTL): base × 1.25(25% 増し)
- Cache write(1 時間 TTL): base × 2.0(100% 増し)
- Cache read: base × 0.1(90% 引き)
- 5 分以内に再ヒットすれば 1/10 のコスト。具体料金は公式ドキュメント参照。
理解度チェック
Q1.プロンプトキャッシュの cache_read 料金は通常の入力料金と比べてどれくらい安い?
- 02
キャッシュヒット率を上げる書き方
プレフィックスが完全一致する必要がある。順序が変わると別キャッシュに。
- ✅ CLAUDE.md の冒頭に『安定的な内容』を置く(社名・規約・固定情報)
- ✅ 動的な情報(日付・セッションID)は後ろに置く
- ✅ 同じ Skill を続けて呼ぶ(description が同じ → キャッシュヒット)
- ❌ 毎回 CLAUDE.md を編集する(キャッシュが無効化)
- ❌ プロンプトの先頭にタイムスタンプを入れる
理解度チェック
Q1.プロンプトキャッシュは“どこ”の一致でヒット判定される?
- 03
CLAUDE.md の最適化
頻繁に変わる部分と安定する部分を分離して書く。
markdown# このプロジェクト ## 安定部分(年単位で変わらない) - 弊社の規約 - 技術スタック - パッケージマネージャ - 触らないディレクトリ ## 中期部分(数ヶ月で見直す) - 現在のフェーズ - 進行中のプロジェクト ## 短期部分(週単位で変わる)← 末尾に - 今週の優先タスク - 進行中の議論頻繁に変わる『短期部分』は末尾、CLAUDE.md のキャッシュは安定部分で効く 理解度チェック
Q1.CLAUDE.md を“安定部分→中期部分→短期部分”の順で並べる理由は?
- 04
Skill description の安定化
description が毎セッション変わるとキャッシュが汚染される。description は固定し、変動要素は本文側に持たせるのが鉄則。
- description は仕様変更時のみ更新(日付や ID を含めない)
- Skill の本文は『呼び出された時のみ』ロード、description は常時ロード
- description は短く、本文を充実させる戦略が最も context 効率がよい
- 本文に動的情報を持たせ、CLAUDE.md と Skill の役割分担を明確に
理解度チェック
Q1.Skill の description に“今日の日付”や“環境固有 ID”を入れるとどうなる?
- 05
効果測定と運用
キャッシュヒット率は CLI の `/usage` や Anthropic Console の Usage ページで確認する。月次でコスト推移を追い、CLAUDE.md / Skill の最適化が効いているか定量で見る。
- 確認指標: cache_read_input_tokens / 入力トークン総数 = ヒット率
- 目安: 60% 以上を目標(プロジェクト初期は低くて当然)
- 低い時の典型原因: 毎ターン CLAUDE.md を編集 / MCP 構成変更 / Skill description が動的
- 確認手段: `/usage` で当該セッション、Console で組織全体の月次推移
Lv.11 — コスト削減のレシピ手を動かす
0 / 4
理解度チェック
Q1.プロンプトキャッシュのヒット率を“その場で”確認する手段は?


